春はあけぼの

こんにちは。
枕草子の冒頭部分をブログのタイトルにしてしまう、やんごとなき雅な女、名越です。

清少納言は、枕草子でこう言っています。
「春は朝方がいいのよ~、陽が昇ってだんだん白っぽくなってく山際とかさ、
あと、陽の光で紫がかった雲が細長く浮いている感じとかね!!」

うーん、イメージは出来るんだけど、ごめん、共感までは出来ない。
中目黒に山ないし、私めちゃくちゃ朝弱いもん。

なんてことを言うと、きっと清少納言お姉さまに、
「いと屁理屈だよそれ!?」って怒られちゃうな。ごめんあそばせ。

まぁ、そんな季節がやってきたんです。
今年の春も、コロナで色々と自粛しないといけないけれど、
ほんのりとした暖かさが垣間見える今日この頃、心はウキウキ大納言です。

ということで、先日お花を買いました。

白くて小さなマーガレット、

花言葉は、「心に秘めた愛」だそうで。

 

「心に秘めずに世界にさらけ出しちゃいなよYou!」

と、ウキウキ大納言なら言ってしまいそうになりますが、

心に秘めている愛もなかなかに美しいものだなと、

花瓶の水を変えながら思ったりしています。

 

花言葉は、調べてみるとどうやら7世紀のオスマン帝国(トルコ)で作られたものらしく、

当時、自分の想いを美しい花に託して相手へ贈るというブームがあったことが始まりだとか。

 

粋なオスマンボーイズエンガールズに拍手喝采!!!

地上に舞い降りたロマンスの神々fromオスマンのおかげで、

私たちは今でも、Romanticが止まらないわけです。

 

 

もうひとつ、我が家にはサボテンが凛々しく玄関の門番をしております。

こちらは誕生日に同期から頂いた(正しくはねだった)もので、大事に育てています。

 

花言葉は「枯れない愛」

 

砂漠で根を張るサボテンなだけに、確固たる意志があって素敵!

 

このサボテンに名前を付けようとしたのですが、

花言葉とは裏腹に私のネーミングセンスはかなり枯渇していたようで、

周りを引かせてしまったのでしばらくは学名のままにしておこうと思います。

 

ちなみに、隣のヒヨコちゃん。

名前は「ぴよぴぴ」です。

ぴ のゲシュタルト崩壊が起こりますのでご注意を。

 

 

 

清少納言が、ある春の朝の景色を見て、

春はあけぼのがいいな~~と思ったのだとしたら、

私は春の日に咲く花たちに水をやったあと、

今日のお昼は何にしようかな~~なんて思いながら二度寝をしちゃうのです。

 

清少納言も朝弱めの現代っ子だったら、同じことを思ってたかもなぁ~

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