相変わらずのコロナ禍、終わらない緊急事態宣言
上手なお家時間の過ごし方なんて、今じゃ当たり前のように知っていますよね。
このブログを書いている当人も
割と充実したお家時間を過ごしているのですが
今日はこのブログ用に、
趣味で執筆活動を行っている詩を、1つ綴りたいと思います。
普段詩に触れる機会も少ないと思うので、ぜひこの機会に一度読んでみてくださいね。
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「溶けた日常」
東京の夏は、肌に合わない。
満足に息を吸うことも
心地よい風を感じることもできない
湿気で満たされたこの夏は、何年経っても嫌いだった。
苦しいだけのこの夏に
涼しさを感じたのはつい最近。
きっと、まとまった雨が降っただけ。
そう言ってしまえばそれまでだけど
私の日常にこの夏が溶けて
「当たり前」になり始めたんだってそう思ったら
なんだかこの夏を許せる気がして、少し気持ちが楽になった。
嫌いだったマスクが普段着になって
アクリル越しの会話がルールになった。
異質だった全てが日常になって
気付けば毎日の「当たり前」になった。
窒息しそうな世の中が、深呼吸できるその日まで。
今は静かにその時を、じっと待つことにしてみよう。
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どんなに異質なものでも
ずっと近くにあれば当たり前になって
いずれ意識することもなくなり、日常に溶け込んでいきますよね。
できれば今の騒がしい世の中が
当たり前になることは避けたいな、と思うところですが…。
皆さんも身体には気を付けて、充実したお家時間をお過ごしください~ノシ