平良 秋音 AKINE TAIRA
コミュニケーションプロデュースグループ
入社3年目
学生時代に知った、
イベント制作の面白さ。
イベント制作に興味を持ったきっかけは、高校の吹奏楽部での活動でした。副部長だった私は、演奏会という晴れ舞台に向けて、ポスターづくりやチケット販売などの裏方業務を主導しました。一人ひとりの役割について部内で話し合い、準備していくプロセスは、思いのほか楽しいものでした。大学に進学すると、同じようなやりがいを求めて学内イベントを企画する団体に入り、最終的に副委員長まで務めました。季節ごとに新入生歓迎会やバーベキュー、ハロウィンパーティーなどを開催する活動を通して、みんなで話し合いながらひとつのイベントを成功させていく面白さを再確認しました。
シー・エヌ・エスを志望したのは、制作の仕事が自分のやりたいことと一致したからです。でもそれだけではありません。面接を通して、コミュニケーションを大切にするカルチャーを体感できたことが大きかった。まず、社員同士が驚くくらい仲が良い。学生に対してもとにかくフランクで、こちらが話しやすい空気をつくってくれました。高校、大学で私が重視してきた「みんなでコミュニケーションを取ること」ができると感じ、入社することに決めました。
参加者やクライアントの
笑顔がうれしい。
実際に働きはじめると、イベントの進行や運営は、とてもやりがいのある仕事でした。思い出深いのは、1年目に担当した「オンライン夏祭り」のイベントです。クライアントはある衣料品店。対象アイテム購入者のうち抽選申込に当選した方は、スタジオにいる司会者や芸能人とビデオ通話しながら、一緒に「夏祭り」にちなんだクイズやゲームに参加できます。私は進行のアシスタントディレクターとして、スタジオでカンペ出しを担当。「こちらの方につないでください」「次は輪投げコーナーです」「目隠しクイズです」と、司会者や芸能人の方に矢継ぎ早に指示を出していきました。うれしかったのは、夏祭り気分を高めるコーナー立てや演出を、参加者の皆さんが心から楽しんでくれたこと。なかには芸能人の方と言葉を交わした瞬間、感極まって泣き出してしまう方も。イベントを下支えできて、本当に良かったと思いました。
また最近だと、ITソリューションの展示会で、ある出展企業のブース運営をお手伝いした案件も印象的でした。BtoBのイベントで、クライアントからの要望は「名刺」の獲得です。いかにして多くの来場者に、ブースに立ち寄ってもらえるかが鍵になります。私は来場者に配るノベルティーに注力し、「駄菓子」を配るというアイデアで勝負することに。軽くて手が塞がらないという利点に着目したのですが、これが思わぬ反響を呼び、目標の2.5倍もの名刺情報を獲得することに成功。クライアントからは「ありがとうございました。ぜひ来年もお願いします」と喜んでいただきました。
やりたいことを、
応援してくれる会社。
シー・エヌ・エスには、個性的なメンバーがたくさんいます。クリエイティブに対するこだわりをしっかり持っている人が多い印象です。マニュアル作成ひとつを取っても、「絶対ここにマークを入れたい」「カラフルにしたい」「余白を多めにしたい」というように、人によってこだわるポイントが全然違うんです。私自身も、自分のこだわりは大切にしています。情報の整理の仕方や、見やすさを重視した表のまとめ方などです。ときには先輩に対しても、「私はこうしたほうがいいと思います」とこだわりをぶつけます。それに対して、しっかり耳を傾けてくれるところもまたシー・エヌ・エスらしいところ。煙たがられるどころか、むしろ「こういう仕事、得意でしょ?」と、次からどんどん任せてくれるようになります。一人ひとりのこだわりを尊重することが、クリエイティブの品質の高さにつながっているのだと思います。
家で過ごす日は読書をすることが多いです。ミステリーや時代小説などエンタメ系の作品を愛読しています。お出かけする日は、新しいコスメをチェックしに行ったり、書店へ面白い本を探しに行ったりしています。